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主従が解消されそうになったとき

首輪2


誰かに評価されるわけじゃないが桔梗から見て 似非(にせもの)だなと思われることはしてこなかった
その代わりすべてを見せてきた。

黒字だった会社を辞めて就職活動をして障害者だから、社会的差別によりなのか役員面接まで行った
一部上場会社の結果が就職斡旋会社の説明できない理由で合格が破棄になったときもそのまま伝えた。

桔梗にすればパパに頼もうか?研究室やラボのコネを遣えば?そんな思いがあったと思う
でも 縁故は仮ができる。平坦な安定した道よりも 誰から奪われない道を選ぼうとした。


そんな二人にも破たんの時があった。
喧嘩の理由は忘れたが 許せないことがあった。
このままではやっていけないと二人が住んでいた家を出た。

主として一度口にしたことは変えられない。
暗い夜道を歩く俺の携帯が鳴っていた。
しかし出るわけにはいかなかった。

桔梗が車で必死に追いかけてこなかったら終わってたと思う
私の目の前に恐ろしいほどの勢いで車が止まり首輪した桔梗が飛び出してきていた

「ならぬものはならぬ。」
同じ価値観を持ってたから許せなかったし でも分かり合えたと思う。


不器用な二人の危機は今では懐かしい思い出である
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*第3章 奴隷と生きるという毎日*
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